今回は、我々スタートアップ/ベンチャー界隈の人間にとってとても参考になる記事を読んだので、エンジニア転職目線で少し考えてみようと思います!
読んだ記事はこちら⬇
大企業からスタートアップ/ベンチャー転職する際、90%の人が陥る7つの後悔と失敗
目次
- 7つの後悔と失敗って?
- エンジニア転職目線で共感すること
- さいごに、スタートアップ/ベンチャー企業への転職に興味がある方へメッセージ
7つの後悔と失敗って?
詳しくは高野さんの記事を読んでいただきたいのですが、このタイトルを見るだけでも、思い当たる節が多いですね~~
後悔と失敗①:企業ブランドを、自分ブランドと勘違い
後悔と失敗②:経営幹部の仕事内容を勘違い
後悔と失敗③:仕事の守備範囲を勘違い
後悔と失敗④:交際費・経費の桁を勘違い
後悔と失敗⑤:会社で一緒に働く仲間への期待値を勘違い
後悔と失敗⑥:大企業のプレミアム年収を自分の実力と勘違い
後悔と失敗⑦:ストックオプションについて勘違い
エンジニア転職目線で共感すること
7つの中でも、
後悔と失敗①:企業ブランドを、自分ブランドと勘違い
後悔と失敗③:仕事の守備範囲を勘違い
後悔と失敗⑥:大企業のプレミアム年収を自分の実力と勘違い
ここはエンジニアでも置き換えられるなと思ったので、少し考えてみました。
少し偏った見方かもしれませんが、有名大企業出身だからといって、スタートアップ/ベンチャー企業だとあまり即戦力になるわけではなかったりしますよね。
例えば、大企業の安定稼働している大規模システムで、それなりに人員も配置されている中で、きちんとしっかり開発していた方が、色んなコードが我流で書かれているシステムを改修しながら新しく開発もしなきゃいけなくて、インフラ側も必要になれば面倒を見る必要がある、、、ような環境にキャッチアップするのが大変だったりすることはあります。
なので、大企業の整った分業体制の中で、規定のルールに従ってきちんと開発をすすめることが正義だった人が、(例えば)短いスプリントでとにかくリリースすることが正義の環境では評価されづらく、それがオファー金額となって提示されると「自分の市場価値はこんなものではない感」を感じてしまったりします。
エンジニア目線での大企業ブラントは、大規模サービスの開発経験、高負荷システムの開発経験、基礎がしっかりしていて正しいコードが書ける強さ、だったりするので、盲目的に「大手出身だから良い!」は中々通用しない部分はあります。(これは他職種でもそうですが)
⑥の大企業のプレミアム年収については本当にそうで、やはり大企業の方が給与レンジは高いので、年収を下げて転職される方は多いです。スタートアップ/ベンチャー転職をする時に年収をモチベーションにすると結果的に合わないことも多いなぁとは思います。
スタートアップ/ベンチャー企業での開発は守備範囲の広さとスピード感が大事になるので、守備範囲の広さとシステムのカオス具合なんかはある程度覚悟を持って飛び込むと、入社して1年も経てば1つも2つもレベルの高いエンジニアになれると、個人的には思います。
さいごに、スタートアップ/ベンチャー企業への転職に興味がある方へメッセージ
高野さんの記事も含め、ここまで読んで頂くと、スタートアップ/ベンチャー企業で働くのって結構シビアな部分もあるのね、と思う方もいらっしゃると思いますが、最後にスタートアップ/ベンチャー企業でエンジニアとして働く魅力を伝えます。
①成長スピードが格段に上がる
開発の守備範囲が広がることによって力がつくだけでなく、ビジネスやプロダクトのことを考えながら開発するというスタンスが身につきます。これはエンジニアとしての市場価値をぐっと高めてくれます。グローバル視点で見ても、ビジネスインパクトを考えながら開発ができる人が上に上がっていく傾向があります。
②マネージング側へのキャリアを作りやすい
今、100-500人規模の企業でエンジニアリングマネージャーを探している企業はとても多く、これからどの企業でもエンジニア組織の総合力を上げていくことが課題になっているように思います。将来的にVPoEやCTOのキャリアが描く人にはとても良い環境と言えるのではないでしょうか。
マネージング側に興味がなくとも、PMやTech Leadなど、スタートアップ/ベンチャー企業にジョインすれば、自分次第で自分の思い描くキャリアをある程度自由に構築できるので、毎日がとても充実すると思いますよ!
スタートアップ/ベンチャー企業の良さも現実もきちんと理解した上で、自分にあった会社を選べると、素敵な転職ができるのでないでしょうか^^
スタートアップ/ベンチャー企業への転職にご興味をお持ちのエンジニアの方はお気軽にご相談ください~🙋
ではまた!